我が国の自殺者数は、4年連続で３万人を下回り、平成27年は18年ぶりに２万５千人を下回りました。
　しかし、なお２万人もの方が自殺で亡くなっていること、10月に大きく報道された電通新入社員の過労自殺など、長時間労働によるメンタルヘルスの課題、若年者の死因の１位が自殺であるという事実など、私たち臨床心理士は、これまで以上に真摯に自殺予防に取り組む責務があると考えます。
　そこで、本研修会では自殺対策の現状と最前線に触れるとともに、自殺対策に資する自殺リスク評価を学ぶ研修を企画いたしました。
　多くの会員のみなさまの参加をお待ちしています。

【日時】　2017年3月12日（日）　10:00～16:00
【会場】　成蹊大学　6号館301教室

【プログラム】
午前の部：
　小講演①　産業領域における自殺問題　―過労自殺をとおして―　　
　　　　　　　　講師　　大林　裕司　氏
　　　　　　　　（一般社団法人心理支援ネットワーク心PLUS　臨床心理士）
　小講演②　インターネットを用いた自殺予防
　　　　　　　　講師　　伊藤　次郎　先生（NP0法人OVA　精神保健福祉士　）
午後の部：
　講演　自殺念慮のアセスメント
　　　　　　　講師　　松本　俊彦　先生
　　　　　　　（（独）国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所　精神科医）
　ディスカッション：3講演を踏まえて

【参加費】　東京臨床心理士会会員　3,000円（当日参加及び非会員は4,000円となります）
【定員】　150名
【申込み締切】　2月28日（定員に達し次第締切ます）

【参加申込方法】

＜東京臨床心理士会会員の方＞
下記の参加申込フォームよりお申込ください。

※自動返信にて、お振込の手続きなどについてご連絡します。返信がない場合には、速やかにお問い合わせください。

＜非会員の方＞
申込み用アドレス [email protected] 宛に、下記の要領でお申込みください。
件名　3/12相談技能向上のための研修会申込み
記載事項
　①お名前
　②臨床心理士登録番号
　③主なご所属
　④連絡先

※研修会ポイント申請予定です。